【書評】三度目の少女を読んだ感想・評価

みなさんこんにちは!ダイナマイトりょおくんです!

小説ではミステリーとホラーが一番好きな僕ですが、何やかんや久しぶりのミステリー小説ですね。

今回はこのミス大賞2018隠し玉の宮ヶ瀬水 著『三度目の少女』を読んだ感想を書いていきます!

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『三度目の少女』のあらすじ

原因不明のトラウマによって、他者の発言や行動など、あらゆる事象に対して否定を出来なくなってしまった大学生「関口 藍(セキグチ ラン)」が主人公   

彼はそのトラウマのせいで、息苦しい生活を送っています。そんな中ある日、ゼミの担当教授に呼び出されて、中学一年生の「伊藤 杏寿(イトウ アズ)」を紹介されます。

彼女は前世と前々世である「都倉 水奈(トクラ ミズナ)」と「神山 木綿子(カミヤマ ユウコ)」の記憶を所持して生まれてきた転生少女だったのです。

教授が杏寿を紹介したのは、藍に「生まれ変わりを止めるための手助け」をしてほしいという依頼のためでした。

トラウマによって他者を否定できない藍は、転生少女なんていうファンタジーを否定することができず、依頼を受けることになる。

生まれ変わりを止めるための糸口を探しているうちに、「ポルターガイストや謎の多い殺人事件」が発生する   

『三度目の少女』の感想

この作品のコンセプトは「幽霊×転生×本格ミステリー」です。

これだけ聞いたらジャンルゴチャゴチャ全部のせ小説って感じですが、内容はしっかりまとまっていて読みやすいです。

内容や伏線・バックボーンがしっかり作り込まれていて、違和感なく読了することができます。

ただ、2点残念なポイントがありました。

1点目に、既にお分かりかと思いますが、とにかく登場人物の名前が難読で少し苦労します。数ページ読み進めたあたりで、「これ名前はなんて読むんだ?」って感じでページを遡って確認したりしました。

2点目に、時折どのセリフが誰の言葉なのかわからなくなり、誰のセリフなのか考えてしまって物語に集中できない場面がありました。

その2点については少し残念ですね。

最後に僕の好みでしかない部分について   

あくまでコンセプト上のことなので、いろいろ言ってしまうのは野暮な話ですが、ヒロインである杏寿の「性格・発言・行動」がいまいち、しっくりこない・・・。

杏寿の性格は、転生しているから「大人びている」のは簡単に想像できるかもしれませんが、ある理由から「子供っぽさが残る」設定になっています。

この微妙なコンセプトがセリフの難しさにつながっていて、少しでも僕の想像する『「大人びている」けど「子供っぽさが残る」キャラクター』とズレると違和感で物語に集中できなかったりしました。

最後にトリックに派手さがない・・・。僕はミステリー好きと言っても、エセなのでトリックには派手さがどうしても欲しくなってしまいます。

そう評価としては「面白かった!」で間違いないのですが、もう少しココが良ければ・・・って思う箇所が目立ってしまった作品でしたね。

なんだか酷評になってしまいましたが、気になったら是非読んでみてください!

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